2015年9月9日水曜日

スベリヒユとポーチュラカを食べ比べ

先日の「食べられる野草摘み会3」でスベリヒユを少しだけ持ち帰ってきました。
当日の夕方、庭のポーチュラカを摘み、スベリヒユと一緒に小皿におき、水を入れて。
食べ比べしようようと思いつつはや4日経過。


左がポーチュラカ、右がスベリヒユです。

肉厚な葉に水分を貯めておけるから、日数が経っていても元気がいいですね。
でもそろそろスベリヒユのほうの葉がちょっと元気がなくなり始めてきました。


スベリヒユとポーチュラカは同じヒユ科の植物です。
見た目も似ていますし、葉のつき方などもそっくりです。
違う点は、花。
ポーチュラカは別名「ハナスベリヒユ」といわれるだけあって、花がとっても綺麗!
マツバボタンのような花を咲かせますし、最近は八重咲き品種もあります。
対してスベリヒユ。
花はほんと小さいです。黄色い花です。

スベリヒユは食べられる野草の中では結構有名ですね。
山形では「ヒョウ」とよばれ、干して煮物などに使うそうです。
酸味が特徴とのことですが、実は私は今回初めて食べますのでまだ味を知らないんです。

ポーチュラカは普通食べません。
でも食べてみたらこれがとっても美味しいんです。
味はシンプル。
赤花種は若干酸味を感じますが、白花種は酸味がまったくなく、とても食べやすく私は大好き!
食べるにあたっての注意点を別ブログに記してありますので、食べてみたい人はこちらもあわせてお読みください。

にゃごにゃな毎日「今日の収穫 -ポーチュラカ-




今回は野生のスベリヒユと、園芸品種の白花のポーチュラカを食べ比べてみます。


左がポーチュラカ、右がスベリヒユです。

同じ鍋でゆでましたので、茹で時間は一緒です。
まずは味付けせずそのまま食べてみました。

◆スベリヒユ
噛んだ瞬間、「酸っぱい!」
その後も酸味が続く
野草の緑の濃い味
葉にぬめりがあり、茎よりも葉のほうが緑の味が濃い
茎の皮が口の中に残る

◆ポーチュラカ
ぬめりを感じる
噛めば噛むほどぬめりがでてくる
酸味はないが、かみ続けていると、ほんのわずかな酸味を感じる
味が薄い

味付けなしですと、スベリヒユは酸味ばかり感じ、ポーチュラカは味がぼやけている、というのが感想です。
醤油を少しだけつけて食べると、スベリヒユの酸味は抑えられ、ポーチュラカは美味しい、という感想。



私の結論は、ポーチュラカ(白花)のほうが美味しい。です。

スベリヒユの味は特徴がありますので、野菜にはない酸味を楽しむことができました。
でも、茎が硬めなのが少し食べづらかったかな。
でもひょっとしたら、直射日光がガンガンあたる場所にはえていて、そして成長しきった今の時期だから茎が硬かったのかもしれませんね。

ポーチュラカはとても食べやすい。これにつきます。
ポーチュラカは日常的に食べていて、生でサラダやマリネ、加熱して汁物や炒め物にも使え、葉物野菜が少ないといわれる夏場に重宝しています。

庭のポーチュラカがあるからスベリヒユはもう収穫しないかな。
という結果でした。
ごちそうさまでした。


 



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