2016年1月16日土曜日

ガマズミ酒を飲んでみました。

去年10月に漬け込んだガマズミ酒

結構いい色がでましたし、漬け込んでから三ヶ月経ちますから飲んでみました。


ガマズミ酒とかやの実ウォッカを野食新年会に持参しました。

で、ガマズミ酒のお味ですが、甘くて美味しい~♪
私好みなお味で嬉しいです(^^)
でもね、他のかたからすると甘すぎるみたい。

かやの実ウォッカの残りも持参しました。
これ、アルコール度数が強くて私は全然飲めないのですが、香りがすっごく好き。
ほんの少しだけ口に含んで香りを楽しみました。

ガマズミ酒はもう少し熟成させたいので持ち帰り、かやの実ウォッカはお酒が好きそうなかたにお渡ししました。
今年もカヤの実ウォッカを仕込みたいな。


ふきのとうのクリームチーズクナック

野食新年会にふきのとうのクリームチーズスナックを作って持っていきました。

今年は暖冬のせいか、もうすでにふきのとうがでている話をよく耳にしました。
我が家の庭にもひとつだけ大きく成長したふきのとうがあります。


収穫したのが夜中だったもので(^^ゞ


小さかったのですがもうひとつプラスして2個収穫。
ハルノノゲシは桜寿司のトッピングに使うために収穫しました。


ふきのとうのクリームチーズスナックは道草料理入門に載っているレシピを参考にしています。



ふきのとうとクリームチーズ、あうんですよ。
一度作って気に入って、それから毎年作っています。

採ったフキノトウですが、中心が黒く痛んでいました。ここ数日寒い日が続いたから痛んじゃったのかな?変色した部分を取り除いたらほんの少しになってしまって。
今回収穫したふきのとうだけでは量が足りませんので、冷凍保存しておいたふきのとうもすべて使いました。



採ってきたふきのとうは茹でて刻んで、冷凍していたものも一緒に手で絞って水分をとってから、クリームチーズとレモン汁、塩コショウを加え、ワンタンの皮で包んで油で揚げてできあがり。



揚げ物ってのは見た目が美しくありませんねぇ (^^;;
前日の夜作りましたので皮がしんなりとしてしまいましたが、ふきのとうの苦味を感じられる面白い一品になったのかなと思っています。


野食新年会の様子はこちらに詳しく載せていますので、興味あるかたご覧ください。

たけのこご飯と桜寿司

野食新年会に持参すべく、たけのこご飯と桜寿司を作りました。

まずはたけのこご飯。
春に唐辛子屋さんのところでたけのこ掘りをして保存しておいた水煮たけのこを使いました。


水煮を4本作って、2本はおせちのいりどりに使い、残り2本を今回使って作ります。
開けるときってちょっと不安。痛んでいたらどうしよう。。。
まあ、全然無事でしたけど☆

たけのこを切って、油揚げを買ってきて、たけのこご飯スイッチオン!

はい、炊き上がりました。


うーん、4合のたけのこご飯は迫力あるなあ。。。いつもは作るの2合くらいなんですよ。

で、試食してみたのですが・・・味が薄い orz..
私が作る炊き込みご飯ってたいがい薄くなっちゃうんですよね。

出来上がってから味付けしたらベトベトになって美味しくないからどうしたものかと考えて。
塩漬けシソの実を振りかけていただくことにしました。

これは新年会会場での写真。


最初、こんな感じでたけのこご飯の横に置いて、かけて食べてくださいとメッセージを置いたのですが、皆さんどうもかけて食べてないご様子で。
なので途中からは問答無用でたけのこご飯の上にかけておきました。
このシソの実の塩漬けをすごく気に入ったかたがいらして。
苗を買って自分でも作ってみます!とおっしゃっていました(^^)♪



次に桜寿司。

庭に大きな八重桜の木があります。


とても大きな木ですので、花が摘めるのは下のほうのごく一部だけ。
それでも去年は結構な数を収穫することができました。


桜の開花にあわせて何回かこんな感じで収穫して。

丁寧に洗って水分をとって、塩漬けをしてから白梅酢に漬けて冷蔵庫保存。
毎年こちらの記事を参考に作っています。

桜の塩漬け
http://allabout.co.jp/gm/gc/43690/

私は寿司に使いますので乾燥させずに白梅酢に漬け込んで保存していますが、桜湯としても利用したい時は塩漬けのほうがいいかもしれません。
桜の葉はそのまま塩漬けして冷凍庫で保存しておいたものを使いました。


残しておいた桜をすべて使います。



今回、緑色のものとして、庭にはえていたハルノノゲシを茹でて利用しました。
スーパーでサヤエンドウを買うよりも、こっちのほうが野食新年会の名に合うかなっと☆



形のよい桜は半分もしくは4分の1に切って飾り用にとりわけて他は刻んで、桜の葉は硬い葉柄を取ってから細かく刻み、酢飯に混ぜます。
薄焼き卵も混ぜ込み、上に銀杏、茹でて刻んだハルノノゲシ、甘酢に漬けたサラダ蕪『もものすけ』の皮で作った桜の花びら、そして飾り用に残しておいた桜をのせて完成。



左がタケノコご飯、右が桜寿司です。
桜寿司のトッピングは会場で行いました。
中央に並んでいるのはみやま小かぶとサラダ蕪『もものすけ』の菊花カブ。
たけのこご飯の上には椿と南天の葉を飾りました。

『もものすけ』の色味がだいぶ派手で風情もなにもなくなっちゃった感がありますが、華やかでよしとしましょう。

今回、桜の葉を入れすぎて少し苦味がでてしまったのが残念。でも、喜んでいただけて私も嬉しかったです(^^)

野食新年会の様子はこちらに詳しく記してあります。
にゃごにゃのジビエ料理
野食新年会に参加してきました






2016年1月15日金曜日

野花のチュイール

野食新年会の時に持っていく料理を考えていたとき、お菓子があってもいいなーと思い立ち。


野花のチュイールを試作してみました。
これは『道草料理入門』という本に載っていました。
黄色い花びらは庭のナスタチウムの花びら。
前日に作って野食新年会に持っていくつもりですので、同じように一日おいてから試食。

クッキングペーパーを切らしていたためアルミホイルを使いましたけれど、アルミホイルだとくっついてしまいますね。
レシピでは粉糖を使っていましたが、そんなの持っていませんので普通の上白糖でやったせいか、カリッとした仕上がりになりませんでした。


次に、グラニュー糖を使うレシピをネットで検索して試作してみました。
こちらは翌日になってもカリッとしていましたので、よし、これなら野食新年会に作って持っていける!と思ったのですが・・・


新年会の前日、花を集めてきました。


表面を大きく覆うと乾燥しませんので椿の花びらは小さく切って、花カタバミ、ナスタチュームは花びらを一枚ずつに、ハルノノゲシは小さなかたまりで抜き取り、根元の綿毛になっているところをハサミでカット。
ヨモギは茹でて細かく刻みました。
残りの椿と松は新年会の料理にのせる飾り用です。



できあがり。
ヨモギは生地に混ぜて。
胡桃トッピングも作りました。

いい感じに出来上がったのですが、なぜか今回は全然カリッとせず。前回の試作の時と分量や加熱温度、時間同じなのになあ。。。

これでは美味しくありませんので、野食新年会に持参するのはやめました。うーん、残念。。。


見た目が綺麗ですので、もう少しなんとかして出来良くしていきたいと思います。
クッキーでもいいのかも。

2016年1月6日水曜日

我が家の七草粥

明日は1月7日、七草粥の日ですね。
でも明日私はヒヨドリ猟に同行しますので、自宅で昼御飯を食べることができません。
なので一日早い七草粥を作って食べました。

・・・1月3日にも食べてるけどね(笑)

春の七草というと、セリ、ナズナ、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろですよね。
七草粥を軽く調べてみたのですが、これらが選ばれた理由というのが見つからなくて。
たぶん、当時の野原や畑にあったものを利用したのかなと。
ならば我が家もその辺にはえている野草で七草粥を作りましょ。



庭の一部です。
この写真の中にタネツネバナ、フキ、ハルノノゲシなどがはえています。


まずは順番どおりにいきましょうか。


セリです。
群馬の唐辛子屋さんに遊びに行った時に苗をとってきて、水路にカゴを置いて植えつけました。
ここに植えて数年経つのかな?コンクリートのわずかな隙間などに伸びて小株を増やしています。




ごぎょう(ハハコグサ)です。
葉が柔らかくて気持ちがよく、花も黄色で可愛いので好きな野草です。
これの草餅を作りたいと思い、花を咲かせて個体数を増やしています。




はこべら(ハコベ)です。
これは比較的どこでも見つかる野草かと。
でも、味がちょっと好みではなくてあまり利用したことがありません。


七草の中で庭にあるのは以上です。
すずな・すずしろは野菜として栽培していますが、せっかくですからALL野草で七草粥作りましょう。



ハルノノゲシです。
この野草、大好きなんですよ。茹でて刻んで鮭フレークと一緒にパスタにするのが美味しくて好きです。
写真ではわかりづらいですが、根元のほうなどに芽がわかれてでてきていますので収穫。





ふきのとうも少し大きくなっていましたので収穫。





タネツケバナです。
我が家の庭にたくさんあります。



ミツバ。
種を蒔いて栽培したものもありますが、これは群馬の唐辛子屋さんのところへ行った時にとってきて植え、その後も増えている個体です。




上段左から セリ、ハハクグサ、ハコベ
下段左から ハルノノゲシ、ふきのとう、みつば、タネツケバナ



みつば以外は茹でて、刻んで。
ハハコグサは繊維が強いのでしっかりと切ります。





土鍋で米からお粥を炊き、小さく切った餅を入れ、塩で調味。



お粥の量と比較して野草が少ないかもと思い、今年は粥の上に七草をトッピング。
食べる分量だけ混ぜることにしました。



お味ですが、うーん、やはり一緒に軽く煮たほうが味にまとまりがでるかな。





お粥だけでは味が単調ですので、冷凍保存しておいた蕗味噌をのせたりもしました。
今年も蕗味噌をたくさん作りたいな。





FBで砂糖をたっぷり入れて食べる七草粥を教えてきただきましたのでやってみました。
おお、これはお菓子!
お米と甘みはあいますものね。


ごちそうさまでした。






2016年1月3日日曜日

多摩川七草粥オフ

多摩川で七草摘んでお粥作って食べるオフに参加してきました。
とっても良い天気で暖かかったです。

目的は七草粥ですが、他の野草発見&収穫も楽しみのひとつでして。

到着して早々、野良トマトを見つけました。


今は1月なのにまだ実がなっています。
背丈は低く、大雨の時に川が氾濫して押しつぶされたのか、いびつな成長のしかたでした。
他のところにも数本はえていました。




ハハコグサありました。
河原よりも土手のほうがあるかなと思ったのですが、河原でもすぐに数株見つかりました。


ナズナです。
こんなに大きく成長して花が咲いていると非常にわかりやすいですね。



河原を探索していましたら、野良レタスを見つけました。
結球しないタイプですので立ちチシャか茎チシャかな?



気の早い菜の花が咲いていました。




ここ数年、ホトケノザ(コオニタビラコ)を探していますが見つけられず。
これも一瞬、コオニタビラコだ!と思ったのですが・・・


うーん、違う気がする。。。
FBの植物グループでもお聞きして、頂小葉が大きいと指摘を受けました。
ネット上や図鑑にのっているコオニタビラコの頂小葉と比較すると確かに長くて大きいですね。残念。


収穫終わり、撮影。


参加者のかたが札を用意してくださいました。
おお、これがあると確かにわかりやすくていいですね。

今回収穫できなかったのは、カブとほとけのざ、そしてセリです。

まさかのセリ未発見。このあたりは確かに個体数が少ないですが毎回数本は見つけていましたのに。
こんなことなら自宅からセリを持参すればよかったと思いましたが後の祭りです。
ちなみに、写真でセリの札の下にあるのは参加者が持ってきたパクチーだったりします。

ノラ大根は見かけても、ノラ蕪を見たことがありません。なので自宅からカブを収穫して持参しました。

毎回見つからないホトケノザ。
(七草のホトケノザはシソ科ホトケノザではなくコオニタビラコのことですのでお間違えなく)
なのでオニタビラコで代用です。


川の水で砂や汚れを綺麗に落とし、まずは下茹で。


他の時もそうですが、野草を収穫したら基本、加熱してから食べるようにしています。

茹でたらみじん切りに。


新しいお湯にご飯とお餅を入れてお粥にして、ゆでてみじん切りにした七草入れて、塩で調味。


七草粥完成です。
葉がでかいけどwww

七草粥を食べ、たくさん作りすぎて食べきれなくて持参したおせちのいりどりを食べてもらい、ヘンなジビエおせちをふるまい。


ヘンなジビエおせちは激辛唐辛子ロシアンルーレット付き。
当日の様子は別ブログに記しましたので、興味あるかたご覧ください。
http://gibier5656.blog.fc2.com/blog-entry-200.html


洗い場のない河原ですので、鍋等はそのまま持ち帰って自宅で洗います。
嬉しいことにすべて完食!!
今回は飢えたヤローが多くて助かりました(^^)



野生の大根であるハマダイコンを持ち帰る人が。
他の人にも食べさせたいそうです。

ノラ大根の葉は茹でれば利用できますが、根っこ部分はスジっぽくて美味しくない。

と思っていたのですが、今回収穫した大根は美味しくてびっくり!


洗って皮をむいて試食。
大根の皮の近くに色がついた丸いラインがみえると思います。維管束といいます。
そこから皮側にむかっては硬いのですが、中央部分は適度に柔らかく、辛味がなくて美味しかったです。
これなら野菜の大根と同じように使えそうですね。


そんなこんなな七草粥オフでした。