2016年4月16日土曜日

桜の白梅酢漬け、今年も仕込みました。

庭には大きな八重桜の木があります。


中央の少し赤っぽい葉を持つ木が八重桜。
巨大化しすぎましたので、数年に一度、業者さんに剪定してもらっています。

もう少し低ければ収穫しやすいのですが、高木ですので、登れるところまで登ってから高枝切りはさみを使って収穫します。

4月12日、今年初収穫です。


まだ開花し始めでしたので収量が少ないですね。
高枝きりハサミを最大まで伸ばして、プラス、腕も思いっきりのばした体勢で切るためにとても不安定で、時々枝も切ってしまいます。
枝についている葉も捨てずに一緒に漬け込みます。

レシピはいつもこちらを参考にしています。


優しく洗ってキッチンペーパーの上で水分をとばしているところです。
最初の時は水分をできるだけ抜いていたのですが、少しくらい残っていたほうが、塩漬けしたときに塩がしっかりと浸み込む気がしますので、こうして置いたら次はキッチンペーパーで花をはさんで、軽く押して水分取り除く程度にしています。

この日の収量は32グラムでした。


花をビニール袋に入れ、量に見合った塩を加えて袋の口をおさえてフリフリして塩をまぶし、空気を抜いて重しをして、冷蔵庫で一日ほど塩漬けします。


漬物器を持っていませんので、私はこんな感じ。

一日経つと水分が出てきます。


桜の良い香りもすごーくします。
そのままでは桜は香りませんが、塩に漬けて細胞を壊すと、桜の香り成分であるクマリンが放出されるとかなんとか。

桜を袋から取り出して、手でギュッと絞って水分を抜き、丈夫なビニール袋に入れ、白梅酢プラス。


おととしに梅をたくさんいただきまして、梅酒や梅干など色々作りました。
梅干作りの時にでた酢を桜を漬けるときに使っています。
参考リンク先では酢の量も明記されていますが、私は桜寿司に使う用途のみですので、この時の酢の量は適当です。

そしてまた重しをして冷蔵庫へ。


4月13日、二回目収穫して塩漬け。


翌日、塩漬けしただけのものと酢漬けになったもので色を比べてみました。


左が塩漬けまで、右が酢に漬けたものです。
家の八重桜は花の色が元々薄めですが、酢に漬けたものは発色がよくなっているのがわかると思います。


4月15日
天気が悪くて前日は収穫しなかったら、ほとんどの花が満開になってしまいました。


数が集めれらるのでしたらこんなに開いたものは使わなくてもよいのでしょうけれど、我が家では大量には摘めませんので、満開の花も使います。
この日は120グラム収穫しました。

一日塩漬けしたら白梅酢の袋に入れて、を繰り返していきます。


4月16日

この日は桜の葉も収穫予定。
庭にでて葉の上を見たら、ちびっこナナフシがいました。


動かないようにじっと擬態してるのかな?可愛いですね。

ナナフシはそのまま放置して、葉と花を収穫しました。


葉しか見えないけど。

今年は桜餅を作ってみたいなと思い、桜の葉の塩漬けをネットで調べ、こちらを参考にさせていただきました。

洗って熱湯をかけて水で冷やし。


水気をきって二つ折りにして並べ、塩をふりかけて。


漬けている花の量も増えましたので、白梅酢につけてある桜の袋と同じ大きさになるように揃えてあります。
左上の桜はこの日収穫して塩漬け開始した花です。


重しをして冷蔵庫へ。


翌日、塩漬け段階の桜を白梅酢に漬け込んで作業終了。

4月18日から三日間の予定で東北へ旅行に行きますので、今年の桜収穫は4月16日で終わりです。
旅行から帰ってきても桜は咲いていますが、それは手の届かない高さのこと。
下のほうはほとんど収穫しました。

これからこの桜を使って桜寿司を作るのが楽しみです。
美味しくできますように。




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