2016年5月13日金曜日

探索して収穫(朴葉、ウグイスカグラ、モミジイチゴ)

明日、野草摘み大好きな友人達がうちの近所へ来ます。
もちろん野草摘むためです。
すぐに案内できるように下見しておこうと思い、プラス、家の近所にもニッケイの木があるかどうかの確認も含めてご近所探索に行ってきました。

タケノコ堀りに行ってニッケイを見たので、まずは竹やぶに行ってみました。
たけのこが出る時期は泥棒と間違えられるのがイヤなのであえて近寄りませんでしたけれど、さすがにもう出てないだろうなと思って行ってみたのですが、小さいのがまだでていますね。

今年竹やぶの持ち主さんと仲良くなって来年掘らせてもらうんだいっ

などと思いながら歩いていたら、竹の皮が目にとまり。


これって、中華ちまきとか包めるんじゃね?
とりあえず大きめなのを数枚確保しました。

その竹やぶの足元に小さなキノコ発見。
軸は中空、ヒダはありません。
なんていうキノコなんだろ?


竹林を抜けて明るい場所へ向かいました。
タケニグサが綺麗に成長していますね。毒ですけれど。

ここは去年シオデを見つけた場所です。
はえていれば明日友人に摘んでもらおうと思い探したのですが見つからず。残念。
いえね、近所にはシオデはたくさんあるんですよ。でもね、すっごく小さくて。
陽あたりがよくないところにはえているものが多くて成長しづらいみたい。

別の場所で、これなら摘んで食べてもいいかなというサイズのシオデを見つけました。
うん、これは明日用に残しておこう。
(でも当日は場所がわからなくて結局摘めませんでしたけれど)


名残りのわらびが顔を出していました。
今年は野食春の会用に初めて摘みましたが、採る人が多いので自分用にはここではもう摘まないかな。
もう一ヶ所、はえている量は少ないですがありますので、摘むとしたらそっちでつみます。


ナルコユリかな?オオナルコユリかな?
家の近所にはアマドコロの群生地があります。
これはアマドコロの2倍くらいの草丈がありました。
そして花数も多いですね。
ピンボケ写真ですが花の基部に短柄があるのがわかりますのでこれはナルコユリで間違いないと思いますが、オオナルコユリかどうかまではわからず。
春の新芽は山菜として食べられますが、毒草のホウチャクソウと一緒にはえていますので、私はまだ収穫したことがありません。
おととしの東北旅行の際に道の駅でアマドコロを買って食べました。美味しかったです。


上を見上げるとエゴの白い花が満開!
花の時期が短くてすぐに散ってしまいますが、エゴの花大好きなんです。毒ありますけれど。


春の新芽争奪戦に負けて収穫できなかったハリギリから新芽が伸びています。
家の近所は緑が多いので野草山菜摘みをされるかたは私のほかにもいらっしゃいます。
このハリギリの若木も一番芽が摘まれていました
そして今、二番芽がすくすくと成長中。
タラの芽もあり、そちらも二番芽は採られることなく成長しています。
こういうのを見ると嬉しくなりますよね(^^)

林の中に入ると、たぶんこの若木の親と思われるハリギリの大木があります。
小さいときはタラノメのように幹にトゲがびっしりとありますが、成長するとこんな風にトゲがなくなります。
この木は大きすぎて手が届きませんが、木が斜めにはえていますので、はしご&木登り上手な人でしたら登って採ることができるかも知れません。
大好きな木です。


このハリギリの大木のそばにビワの木もあります。
でも、陽あたりがよくありませんから成長できないみたい。
実ったらビワ食べたいのですが、無理かな。


不思議な幹質の木がありました。
ハリギリは大木になるとトゲがなくなるのに、この木は幹にボツボツと出っ張りが。
そして、幹の右側のところを見てもらえるとわかるようにトゲがでていますね。幹幅20センチ以上の大木なのに。。。
上を見上げると山椒のような葉が見えます。
帰宅して調べてみたら、どうやらカラスザンショウという木みたい。
そして食用には使えないみたい。残念。


林を抜け、また明るい場所へ出てきました。
キイチゴが実っていますね。
モミジイチゴかな。
木は多いのですが、実をつけているものがなかなかなくて。
そして栽培品ではなく野生種なせいか、一気に実らずに長期間かけて熟していくみたいで、摘み頃なものがたくさん集まりません。
これは明日のために採らずに残しておき、私は別場所で少しだけ収穫。


大きな実をつけるクワの木見つけたー
クワの品種はわかりませんが、近所のは粒が小さいんですよね。
でもこれは粒が大きい!
熟すのが楽しみです。

--- 後日談ですが、このクワの実が熟すころ行ってみましたら、ほとんどすべての実が白く硬くなった状態で枝についていました。
菌核病という病気で、キツネノワンやキツネノヤリタケというキノコが原因だそうです。
楽しみにしていたのにまさかこんな状態になっているとは。。。キノコ恐るべしです。 ---


ウグイスカグラの実が熟していますね。
去年は5月10日頃に摘みに行っていますが、今年はなんだか数が少ない?
木1本に対して実は3粒程度しか摘めませんでした。
はい、今年はウグイスカグラ酒を作りたいので、この実は友人のためにおいておくのではなく私が摘みました。


春先に若芽をつませてくれたハナイカダ。
葉の中央の実が大きくなっていますね。
この実も熟したら食べられるそうですので、秋のお楽しみということで☆


キノコは本当に名前がわかりません。

これは雑木林の廃木材チップが敷き詰められた場所から発生。
軸は中がぼそぼそで少し硬め、カサは茶色で粗い。

この廃木材チップが詰まれた場所には色々なキノコがでてきます。
名前がわかりませんが見ていて楽しいので歩いていたら、なにやら違和感ある物体が目の前に。

写真サイズは小さくしときます。クリックすれば大きくなります。
見て、1秒後、「ヘビだ!!」と気づきました。が、このヘビは微動だにしていません。
あれ?ひょっとして死んじゃってるの?
近づいていっても逃げません。
んー、(そばにあった棒でつんつん、つんつん)動かないなあ・・・死んじゃってるのかなあ・・・
棒を差し込んで裏返そうとしたら突如動き出してヘビが逃げていきました。
なんかわかんないけど邪魔しちゃったね、ごめんね(´・ω・`)


てなことをして、帰宅。
今日はこれらを持ち帰りました。
ウグイスカグラの実、モミジイチゴの実、朴の葉、棕櫚の皮、竹の皮。
棕櫚の皮はなんちゃってビオトープの中に入れて、メダカの産卵場所&稚魚の隠れ場所にします。
朴の葉は押し寿司に使ってみようと思います。

ウグイスカグラはこれだけしか集まりませんでした。
去年結構集めた場所へも行ってみたのですが、すでに実がひとつもなく。
んー、他の人に先を越されちゃったのかな。
少しだけですけれど、とりあえずお酒作ってみます。
モミジイチゴはおやつとして食べました。


さて竹の皮ですが、帰宅後ネットで調べてみましたら、通常使われているのはマダケの皮なんですね。
Yahoo知恵袋の質問の答え欄に各サイトへのリンクがあり、参考になりました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1214876752
破けたものもありますが、なにかに使えると思いますので残しておきます。
いつかこれでジビエちまき作りたいです。

あ、ニッケイは見つかりませんでした。
でもいつか見つけたいな。あるといいな。





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